一条橋モドル

本名(ふりがな)あかい ときつね
本名赤井 時経
源氏名(ふりがな)いちじょうばし もどる
源氏名一条橋 モドル
生年月日平成四年頃
性別オカマ

愛と正義の心をもって帝都を守るオカマの陰陽師メイドさん。
週に数回、秋葉原の女装メイドカフェに勤務する傍ら、自宅である屋敷の当主に仕え、雑務をこなす。比較的歴史は浅いものの、由緒正しき陰陽師の家系の生まれ。父親には男らしく生きるようにと厳しく育てられたが、母を早くに亡くし、父親とは生まれたときから師弟の関係であったことから、親の愛には飢えている。……結果、こうなった。

とても面倒見が良く、女装した姿の彼(女)は子供によく懐かれるのだが、ノーメイクでは殺し屋みたいな面構えなので、初見の子供は大抵大泣きする事になる。小中高と一貫して保健委員だったこともあり、物理的な汚れ仕事も難無くこなす。

国家公認の陰陽師が存在しない現代においてその存在はモグリであるためか、中学の頃は不良の先輩に「陰陽師のくせに生意気だ!」と絡まれることもしばしばあったようだ。しかし、邪気を祓いサワリを治すことのできる陰陽師の存在は、魔法少女にとってはたとえモグリであろうと生きた霊薬であり、重宝されていた。中学の頃はある魔法少女に付き、戦闘後のケアをしていたという経歴がある。

小学時代

低学年の頃までは母親譲りの美少年であったが、中学年頃から体が大きくなり、高学年で完全に父親似の厳つい男へと成長を遂げる。

小学四年で既に大人顔負けの体格を得ていたが故に、男性恐怖症で保健室登校をしていた女子児童に恐れられていた。男に触れられただけで吐き気を催す彼女を保健委員として甲斐甲斐しく世話を焼くうちに、次第に心を開いてもらえるようになる。「本当は男の子とも仲良くしたい」という彼女の願いを聞き入れ、手を握らせたが、これが発端で担任教師から呼び出しをくらい、お叱りの言葉を受ける事になる。その際、多少無神経な事を教師から言われたため、キレてしまい、結果、教師を怪我させている。

中学時代

初等部の頃にやらかした教師暴行事件を深く反省し、静かに目立たなく過ごす事に徹する。しかし、それが災いし、中一の修学旅行で京都の山奥に遭難し、寺で盗み食いを働き、一条戻橋の上で雪に埋もれ死にかける羽目に。この出来事がきっかけで、一条橋モドルと名乗り、メイドとして生きていく決意を固める。

中二になると、常日頃から何をしても師たる親に褒めてもらえない不満が溜まり、それを発散するため老夫婦が営む陰陽術塾に入門する。そこで長篠ソータと出会い、妖怪討伐コンビを結成する。
ソータと妖怪討伐をする傍ら、魔法少女の存在に否定的な彼に内緒で永井遅葉こと『金魚鉢姫ポイプリ』のサポートをする。

学業成績は優秀だったモドルは中三になると、進級試験勉強もそっちのけで、知り合いの伝手で精神病院に社会奉仕に行っている。もちろん、メイド姿でご奉仕していた事は言うまでもない。不眠を患い訪れた弓田乃湯リカコに白い芥子の造花を贈った。

高校時代

長期的な休みを利用して、しばしば精神病院などにメイド修行として奉仕活動をさせてもらいに行っている。
十七になる夏休みに、とある精神病院に入院していたユメという少女を陰陽師にしている。

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